そろそろ本腰入れてSOAについて考えるか
- 作者: リックテレコム
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2007/11
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ここまで来た、SOA導入―最先端事例と成功へのヒント満載 (アスキームック)
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2007/04/12
- メディア: ムック
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
要求の焦点としては、システムを作りたくない、ということなのだと思います。システムを作るのではなくて、組み合わせることで実現したい。外部環境の変化が起こって、自社のシステムもその変化に対応しなければいけなくなったときに、ある一部を変更するだけで対応できるような、そんな柔軟なシステムを実現したい、というのがSOAへの要求です。要求というより夢に近いのですけども。
一部を変更するだけで対応できる、ということは、ユーザから見ればお金もかからなくてグゥーということなのですが、あんまりSIが乗り気じゃないのはそんなの全く美味しくないからなのだと思います。だってERP再構築させた方が美味しいじゃん、マネー的に。という妙なジレンマがありそうな気がします。気がするだけですよ。
別に変化に対応するために必ずSOAでなければならない訳じゃないんですけど、広義のSOAって激しく広義、っていうか当たり前のことすぎるので、どんな目標を立ててもすぐにSOAの話にすり替えられる仕組みになっています。その辺が優れたアーキテクチャなので、余計に眉唾さを加速させちゃうんだろうなぁ、と思った次第です。